映画やテレビ関係とITの話題。
やはりおかしい大河ドラマ「麒麟がくる」
撮影はコストとの闘いですから、現場に応じた撮影方法をとるのは当然のことです。しかし、それが画面のクオリティに影響するとなると話は別です。日本のドラマを代表する大河ドラマとなれば尚更そうだと思うのですが、いかがでしょうか。
思考の三分法│世界観・ストーリー・ドラマ
映画作品は「世界観・ストーリー・ドラマ」この3つの要素で成立しています。この「三分法」は、他のコンテンツやサービスなどビジネス全般に広く当てはめることができる、非常に優れた「思考のモノサシ」だと私は思っています。回は映画『TENET テネット』予告編を足がかりに、「世界観・ストーリー・ドラマ」とは何か考えます。
大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影で納得がいかない点
大河ドラマ「麒麟がくる」の第一回放送を見て、その画面(撮影)に疑問を持ちました。公式YouTube動画の画面を引用して具体的に述べます。
デジタルネイティブはなぜPCもカメラも使えないのか?
デジタルネイティブというのは、生まれたときからIT環境下にある若い世代を指す言葉ですが、私は非常に問題のある言葉だと思っています。なぜなら、その字面が若者はITスキルが高いという幻想を振りまくからです。
なぜ映像と音声はズレるのか?
動画の映像と音声が不具合でズレるのは、そもそも映像と音声が別のメディアだからです。今回は映画史を振り返ることで、映像と音声の関係を改めて確認します。
技術が陳腐化したとき、名場面は過去のものになるか?
機械・道具による「技術」は例外なく陳腐化するのに対し、その「技術」をうまく用いた「表現」は、陳腐化を免れることが可能です。
写さない演出、写す技術
見えないものを写すテクニックなど存在しませんが、しかし、見えないものを表現することはできるかもしれません。カメラを回すとき、それだけは忘れないようにしています。
4K・8K放送開始の既視感
12月1日から衛星放送で、4Kおよび8Kの放送がはじまりました。テレビ放送の高解像度化は、一言でいうと、インターネットへの対抗策でしょう。これは、かつて映画がテレビに対抗してやったことに、ちょっと似たところがあります。
視聴者はどうしてヤラセに厳しいのか?
確かに、ヤラセも一種の「フェイク=嘘」です。ただ、あらかじめ「演出=嘘」を前提としているワイドショーやバラエティ番組には、ニュースでいう「ファクト=事実」に当たるものがあるのかどうか、どうも曖昧です。