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展示会で名刺獲得数200%UP!来場者の足を止めるブース動画の作り方

a group of people standing around a booth 採用・紹介・案内動画
この記事は約7分で読めます。

「展示会に出展するけれど、いつもブースが素通りされてしまう…」

「どうすれば来場者の足を止め、名刺獲得数を増やせるだろう?」

展示会やイベントの出展ご担当者様であれば、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。多くの企業がひしめき合う展示会場では、いかに自社ブースに注目を集め、限られた時間で魅力を伝えられるかが、成果を大きく左右します

そこで今、来場者の足を止め、名刺獲得数を劇的に増やす強力なツールとして注目されているのが「ブース動画」です。

動画は、静止画や文字情報だけでは伝えきれない企業の活気、製品の動き、サービスの利便性などを、視覚と聴覚に訴えかけ、通りすがりの来場者を一瞬で貴社の世界に引き込みます。本記事では、展示会で他社に埋もれず、名刺獲得数を200%アップさせるための「ブース動画」の作り方を徹底解説します。

なぜ展示会ブースで動画が「効く」のか?

展示会ブースで動画を活用することが、名刺獲得数増加に繋がる理由は以下の通りです。

1. 圧倒的な視覚的インパクトで「足を止める」

活気ある展示会場において、動画の「動き」は、静止画のポスターやパネルよりもはるかに強力に視線を引きつけます。遠くからでも動画が動いているのが見えれば、「何だろう?」と興味を持ち、思わず立ち止まってしまう効果があります。

2. 限られた時間で「情報を効率的に伝える」

来場者は多くのブースを回るため、一つ一つのブースにかけられる時間はごくわずかです。動画は、企業の概要、製品・サービスのデモンストレーション、強みなどを、短時間で効率的かつ魅力的に伝えることができます。これにより、担当者が声をかける前の「ファーストタッチ」で、強い印象を与えることが可能です。

3. 「理解度」と「記憶への定着」を高める

複雑な製品の仕組みやサービスの利用イメージも、動画であればアニメーションや実際のデモンストレーションを通じて直感的に理解させることができます。視覚と聴覚に訴えかけることで、情報が記憶に残りやすくなり、後の商談や検討に繋がります。

4. ブース担当者の「サポート」と「品質均一化」

担当者が接客中の時や、来場者が多い時間帯でも、動画が貴社の魅力を継続的に伝え続けてくれます。これにより、説明の品質を均一に保ち、来場者への情報提供を途切れさせることなく行うことが可能になります。

来場者の足を止める「ブース動画」:最適な長さと内容

展示会ブースで効果を発揮する動画は、その特性を理解した構成が重要です。ここでは、名刺獲得に繋がる最適な長さと内容のポイントをご紹介します。

1. 最適な長さは「30秒〜90秒」

展示会ブースで流す動画は、「30秒〜90秒」程度が最適です。

  • 短い理由: 来場者は常に移動しており、長い動画は途中で飽きられ、立ち止まってもらえません。短い時間で強烈なインパクトを与えることが重要です。
  • ループ再生を想定: 常に流しっぱなしにするため、動画の終わりが次の始まりに自然に繋がるような構成にすると、違和感なく繰り返し見てもらえます。
  • 「掴み」が命: 冒頭の5秒〜10秒で、来場者の心を一瞬で掴む映像とメッセージを凝縮しましょう。

2. 名刺獲得に繋がる「5つの鉄板コンテンツ」

短時間で来場者の心を掴み、ブースへの滞留、そして名刺獲得へと繋げるためには、以下の5つの要素を凝縮して盛り込むことが重要です。

2-1. 【冒頭5秒】「何をする会社か」を一瞬で示す

  • インパクトある映像: 製品が動く様子、サービスを利用している人の笑顔、ダイナミックなCGなど、視覚的に目を引く映像を冒頭に配置。
  • 強力なキャッチコピー: 「〇〇の課題を解決します」「△△の効率を劇的に改善」など、貴社が提供する価値を端的に示す言葉。
  • 企業ロゴ: 冒頭で企業のロゴを印象的に表示し、何の会社かを瞬時に理解させます。

2-2. 【課題提起】「共感」を呼ぶ一言

  • 来場者の課題を代弁: 「こんな課題、ありませんか?」といった問いかけで、来場者が「まさに自分のことだ!」と共感するようなメッセージを短いテロップやナレーションで加えます。
  • 問題の視覚化: 解決前の困っている状況や、非効率な業務風景などを軽く示唆します。

2-3. 【解決策・サービス紹介】「なぜ注目すべきか」を明確に

  • サービスの強み・特徴: 貴社製品・サービスが、先の課題をどう解決するのかを、アニメーションやデモンストレーションで分かりやすく提示。複雑な内容は視覚的にシンプルに表現します。
  • 導入メリット: 導入後の具体的な効果(例:コスト削減、効率化、売上アップなど)を数値やグラフ、簡潔なテロップで提示。
  • お客様の声(短く抜粋): 実際に利用しているお客様の喜びの表情や、短いコメントを差し込むと説得力が増します。

2-4. 【競合との差別化】「選ばれる理由」を印象的に

  • 独自の強み: 他社にはない独自の技術、特許、サポート体制、実績などを簡潔にアピール。
  • 信頼性: 導入実績のある有名企業のロゴを羅列したり、業界での立ち位置を示すデータを視覚的に提示したりするのも有効です。
  • 「人」の魅力: 必要であれば、製品開発者の情熱や、サポート担当者の笑顔など、貴社で働く人の魅力を短く見せます。

2-5. 【クロージング・CTA】「次の行動」を促す

  • ブースへの誘導: 「この続きは、ぜひブース担当者にご質問ください!」「詳しい資料はブースで配布中!」など、担当者との接点や、具体的な行動を促すメッセージ。
  • QRコード: 貴社Webサイト、製品ページ、問い合わせフォーム、商談予約フォームなどへ直接アクセスできるQRコードを大きく、はっきりと表示。
  • キャッチーなメッセージ: 来場者への感謝と、ポジティブな未来を期待させる言葉で締めくくります。

展示会ブース動画を最大限に活かす「+α」の工夫

動画を制作するだけでなく、展示会の場で最大限の効果を引き出すための「+α」の工夫も重要です。

  • 音量と字幕の最適化:
    • 音量: 展示会場は非常に騒がしいため、BGMやナレーションの音量が小さすぎると聞き取れません。しかし、大きすぎると近隣ブースの迷惑になることも。適切な音量調整が必要です。
    • 字幕(テロップ): 音声なしでも内容が伝わるように、重要なメッセージは必ず大きなテロップで表示しましょう。
  • ディスプレイの選定と設置場所:
    • サイズと数: 来場者の目を引く大きなディスプレイや、複数台のモニターを効果的に配置します。
    • 視線の高さ: 来場者の目線の高さに合わせて設置することで、自然と視界に入りやすくなります。
    • 最適な距離: ブース外からでも動画が見える位置に設置し、ブースへの引き込みを図ります。
  • ブースデザインとの連動: 動画の世界観とブース全体のデザインや装飾を統一させ、一貫したブランドイメージを構築します。
  • ブース担当者との連携:
    • 動画内容の把握: 担当者全員が動画の内容を把握し、動画を見た来場者からの質問にスムーズに答えられるようにしておく。
    • 動画をきっかけとした声かけ: 「今ご覧いただいた動画の〇〇について、もう少し詳しくご説明しましょうか?」など、動画をフックに会話を始める。
  • QRコードの複数設置: 動画内だけでなく、ブースの目立つ場所にもQRコードを複数設置し、アクセスしやすくします。

まとめ:動画で「魅せる」ブースが、名刺獲得の鍵

展示会で名刺獲得数を劇的に増やすためには、来場者の心を掴み、足を止めさせる「ブース動画」が不可欠です。

  • 「30秒〜90秒」に魅力を凝縮し、ループ再生を意識
  • 冒頭で惹きつけ、「課題解決」と「強み」を明確に
  • 「競合優位性」と「信頼性」を印象的に伝える
  • 「次の行動」を促す明確なCTAで名刺獲得へ
  • 音量、字幕、ディスプレイ、担当者連携で効果を最大化

本記事でご紹介した制作ガイドを参考に、ぜひ貴社独自の魅力が詰まったブース動画を制作し、今年の展示会で過去最高の名刺獲得数を達成してください。動画が貴社の展示会出展を成功へと導く強力な武器となるでしょう。

「動画制作のノウハウがない」「展示会に特化した動画の企画が難しい」とお考えでしたら、ぜひプロにご相談ください。貴社の展示会出展を成功に導く最適なブース動画を企画・制作いたします。

ご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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