「社員にとって、社内イベントは単なる年間行事の一つになってしまっている…」
「イベントの熱気を、もっと継続的に社内に共有し、一体感を高めたい」
人事・広報・経営企画のご担当者様で、このような課題をお持ちではないでしょうか。社内総会、表彰式、周年記念イベントなどは、社員のモチベーション向上、企業理念の浸透、そして何よりも社員のエンゲージメントを高める上で非常に重要な機会です。しかし、その場の熱気を当日だけで終わらせてしまうのは非常にもったいないことです。
そこで今、社内イベントの価値を最大化し、社員のエンゲージメントを飛躍的に高めるために絶大な効果を発揮しているのが「イベント撮影とその後の動画活用」です。
動画は、言葉や写真だけでは伝えきれないイベントの臨場感、感動的な瞬間、社員の生き生きとした表情、そして経営陣の熱いメッセージを、視覚と聴覚に訴えかけ、圧倒的な共感を生み出します。本記事では、社内イベントの価値を最大化し、社員のエンゲージメントを高めるための「イベント撮影の重要性」と、「その後の効果的な動画活用法」を徹底解説します。
なぜ社内イベントを「動画」で残すべきなのか?
社内総会や表彰式、周年記念イベントなどの内容を動画として残し、活用することには、以下のような多くのメリットがあります。
1. 感動と記憶の定着
イベントは一過性のものですが、動画として残すことで、その場の感動や高揚感を「いつでも、何度でも」社員が共有できます。表彰された社員の誇らしい表情、経営陣からの感謝の言葉、社員全員で達成感を分かち合う瞬間など、心に残るシーンを鮮明な記憶として定着させ、社員のモチベーションを継続的に高める効果があります。
2. 一体感と帰属意識の醸成
イベントに参加できなかった社員や、新しく入社した社員にも、動画を通じてイベントの熱気や企業の雰囲気を伝えることができます。全員で同じ体験を共有することで、「自分もこの会社の一員だ」という一体感や帰属意識を醸成し、組織全体の連帯感を強化します。
3. インナーブランディングの強化
社内イベントは、企業の理念やビジョン、価値観を体現する場でもあります。動画を通じて、それらのメッセージを視覚的に伝えることで、社員の企業理解を深め、インナーブランディング(社内向けブランディング)を強化できます。社員一人ひとりが企業の「ファン」となり、エンゲージメントの高い組織へと成長します。
4. 採用活動への波及効果
社員の活き活きとした姿、アットホームな雰囲気、達成感を分かち合う様子は、採用候補者にとって非常に魅力的に映ります。イベント動画の一部を採用コンテンツとして転用することで、企業の魅力をリアルに伝え、優秀な人材の獲得に繋がる可能性を高めます。
5. 情報共有と振り返りの効率化
イベントの内容を動画として記録することで、後から内容を確認したい社員や、重要な発表を振り返りたい社員が、効率的に情報にアクセスできます。特に、経営層からのメッセージや事業戦略の共有などは、動画で残すことで、より深い理解と浸透を促します。
社内イベント撮影の「3つの重要ポイント」
感動的で、社員の心を動かす動画を作成するためには、イベント当日の撮影が非常に重要です。
1. 「感動」と「熱気」を捉える撮影
- キーポイントの把握: 表彰、スピーチ、サプライズ演出、会場の一体感が高まる瞬間など、イベントのハイライトとなる場面を事前に把握し、多角的に撮影します。
- 表情やリアクション: 表彰される社員の感動の表情、壇上の経営陣の熱い眼差し、そしてそれを見守る社員たちの笑顔や拍手など、「人」の感情の動きを逃さずに捉えます。
- 臨場感のある映像: 会場全体を俯瞰する映像、ステージ上の様子、参加者の活気ある交流など、イベントのスケール感と臨場感を伝える映像をバランスよく収録します。
2. 「人」にフォーカスした映像
イベント動画は、企業の「人」の魅力を最大限に引き出すチャンスです。
- 登壇者の魅力: 経営陣や管理職のスピーチは、その言葉だけでなく、熱意のこもった表情やジェスチャーも合わせて撮影し、メッセージの説得力を高めます。
- 社員の「素」の表情: 休憩時間中の和やかな会話、食事中の笑顔、仲間と談笑する姿など、イベント中に見せる社員の自然体な表情を捉えることで、会社の温かい雰囲気を伝えます。
- 受賞者の喜び: 表彰された社員の喜びや感謝の言葉を、短くインタビュー形式で収録するのも効果的です。
3. 高品質な映像と音声
いくら内容が良くても、映像や音声の品質が低いと、視聴意欲が低下してしまいます。
- プロフェッショナルな機材: 複数台のカメラ、クリアな音声を収録できる専用マイク、会場の照明に合わせた調整が可能なライトなど、プロ品質の機材を使用することで、イベントの感動をそのまま映像に残せます。
- 安定した撮影: 手ブレを防ぐための三脚やジンバル、プロのカメラマンによる的確なカメラワークで、見やすい映像を確保します。
- クリアな音声: 講演者の声はもちろん、会場のBGMや拍手、歓声などもバランス良く収録し、臨場感を高めます。
リアルイベントを資産に変える!動画活用法4選
撮影した動画を、イベント後どのように活用すれば良いのか、具体的なアイデアを4つご紹介します。
活用法1:【全社員向け「共有アーカイブ」】感動を永続的な資産に
- 内容: 社内総会や表彰式、周年記念イベントの全編を、編集を加えてほぼノーカットで配信します。
- ターゲット: 当日参加できなかった社員、イベント内容を振り返りたい社員、新しく入社した社員。
- 活用シーン:
- 社内ポータルサイト/LMS(学習管理システム): 社員がいつでもアクセスできる場所に保管し、企業文化や歴史を学ぶコンテンツとして活用。
- 社内報やメールでの案内: 動画の公開を全社員に告知し、視聴を促します。
- 新入社員研修: 会社の雰囲気や文化を伝えるコンテンツとして、入社初期に見てもらう。
- 制作ポイント:
- イベントのオープニングからクロージングまで、一連の流れを分かりやすく編集。
- スライドと講演映像を切り替えながら、内容が理解しやすいようにする。
- 不要な間延びやノイズはカットし、見やすい長さに調整。
活用法2:【ハイライト/ダイジェスト動画】イベントの熱気を凝縮して拡散
- 内容: イベントの最も印象的な瞬間、熱気あふれるシーン、重要なメッセージなどを凝縮した短尺の動画(1分〜3分程度)。
- ターゲット: 全社員(手軽にイベントの雰囲気を共有したい)、将来の採用候補者、企業の取引先や株主。
- 活用シーン:
- 社内SNS/チャットツール: イベント直後に公開し、熱気を再燃させ、社員間のコミュニケーションを活性化。
- 企業Webサイトのニュースページ: イベントの開催報告として掲載し、企業の活発な活動を対外的にアピール。
- 採用活動: 会社説明会や採用サイトで「会社の雰囲気」を伝えるコンテンツとして活用。
- 制作ポイント:
- 冒頭の数秒で引きつけるインパクト重視の映像。
- BGMやテロップを効果的に使い、視覚的・聴覚的にイベントの魅力を伝える。
- 「次のアクション(例:全編アーカイブは〇〇で視聴可)」へのCTAを明確に。
活用法3:【メッセージ/インタビュー動画】「人」の想いを深く伝える
- 内容: 社長や役員からのメッセージ、表彰された社員の喜びの声、イベント企画担当者の想いなどを、個別のインタビュー形式で収録した動画(各2分〜5分程度)。
- ターゲット: 社員(特にメッセージを受け取ってほしい層)、企業のファン、採用候補者。
- 活用シーン:
- 社内向けメッセージ: 経営層からのメッセージを動画で配信し、社員のモチベーション向上や理念浸透を図る。
- 社内報との連動: 社内報の記事と合わせて、動画でより深い背景や感情を伝える。
- 採用活動: 社長のメッセージ動画や、表彰された社員のインタビュー動画を、採用サイトやYouTubeチャンネルに掲載し、企業の魅力や社員の活躍をアピール。
- 制作ポイント:
- インタビュー対象者の人柄や熱意が伝わるように、自然な表情や言葉を引き出す。
- 事前に質問項目を共有し、話したいエピソードやキーワードを準備してもらう。
- 落ち着いた雰囲気で、インタビュー対象者が話しやすい環境を整える。
活用法4:【採用・広報活動への転用】外部へのアピール
- 内容: イベント動画の中から、企業の働きがい、社員の人間性、企業文化の魅力が伝わるシーンを切り出し、採用や広報活動に特化した動画として再編集。
- ターゲット: 新卒・中途の採用候補者、メディア関係者、取引先、株主。
- 活用シーン:
- 採用サイト・採用SNS: 社員の活き活きとした姿を見せ、応募への動機付けを促す。
- 企業SNS/YouTubeチャンネル: 企業の日常や文化を伝えるコンテンツとして定期的に発信。
- 会社案内・広報資料: 企業イメージを伝える動画として活用。
- 制作ポイント:
- 外部公開に際し、肖像権や機密情報に配慮し、必要な許諾を得る。
- 企業のブランドイメージに合わせたBGMやテロップを使用。
- 「応募はこちら」「企業サイトへ」などのCTA(Call To Action)を明確に設置。
まとめ:イベント撮影は「社員の心」への投資
社内総会、表彰式、周年記念イベントの撮影とその後の動画活用は、単なる記録ではありません。それは、社員の「感動」を共有し、「一体感」を育み、「エンゲージメント」を高めるための、企業にとって最も効果的な「社員の心への投資」です。
- 感動と記憶を定着させ、一体感を醸成
- インナーブランディングと採用活動にも波及
- 高品質な撮影で熱気と「人」の魅力を捉える
- 全編アーカイブ、ハイライト、メッセージ、採用転用で多角的に活用
本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひ貴社が開催する社内イベントを「生きた資産」へと変え、社員のエンゲージメントを飛躍的に高めてください。動画の力が、貴社の組織をより強く、より魅力的なものへと導くでしょう。
「イベント撮影から動画編集、その後の活用まで一貫してプロに任せたい」「社員の感動を最大限に引き出す動画を制作したい」とお考えでしたら、ぜひプロにご相談ください。貴社のイベントを「社員の心」に残る最高のコンテンツへと変えるお手伝いをさせていただきます。
ご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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