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応募数が3倍に?中小企業こそやるべき「社員インタビュー動画」の作り方と質問集

woman in yellow cardigan sitting by the table 採用・紹介・案内動画
この記事は約7分で読めます。

「中小企業だから、大手企業に比べて採用活動が不利だと感じている…」

「なかなか応募が集まらない」「学生に自社の魅力が伝わらない」

中小企業の採用ご担当者様で、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。知名度やブランド力で大手企業に劣ると思われがちな中小企業ですが、実は学生の心を掴み、応募数を劇的に増やす強力なツールがあります。それが、「社員インタビュー動画」です。

文字情報だけでは伝えきれない「働く人のリアルな声」や「職場の雰囲気」を、社員インタビュー動画は視覚と聴覚に訴えかけ、学生に深く響かせることができます。特に、中小企業ならではの「人の温かさ」「裁量権の大きさ」「アットホームな雰囲気」などは、動画でこそ最大限に表現できる魅力です。

本記事では、中小企業が社員インタビュー動画を制作するべき理由から、具体的な作り方、そして学生の心を掴むための「質問集」までを徹底解説します。この動画で、貴社の採用活動に革命を起こしましょう。

なぜ中小企業こそ「社員インタビュー動画」を作るべきなのか?

中小企業が社員インタビュー動画に注力すべき理由は多岐にわたりますが、特に以下の3点が挙げられます。

1. 企業文化と「人」の魅力をダイレクトに伝えられる

中小企業は、大手企業に比べて社員一人ひとりの顔が見えやすく、アットホームな雰囲気や強いチームワークが魅力となることが多いです。社員インタビュー動画は、そのような企業文化や働く人の個性を、言葉や表情を通じてダイレクトに学生に伝えることができます。学生は、リアルな声を聞くことで、入社後の具体的なイメージを描きやすくなります。

2. ミスマッチを減らし、入社後の定着率を高める

社員のリアルな声や日々の業務、職場の雰囲気を事前に動画で伝えることで、学生は入社後のギャップを少なくすることができます。これにより、企業と学生間のミスマスマッチが減り、結果的に早期離職の防止や定着率の向上に繋がります。入社後の定着は、特に採用コストを抑えたい中小企業にとって非常に重要です。

3. 採用コストを抑えながら高い効果を発揮

一度制作した社員インタビュー動画は、自社の採用サイトはもちろん、YouTube、TikTokなどのSNS、就職イベントなど、様々なプラットフォームで繰り返し活用できます。これにより、個別の会社説明会や合同企業説明会に費やす時間やコストを削減しつつ、多くの学生にアプローチすることが可能になります。また、動画は24時間365日企業の魅力を伝え続ける「動くパンフレット」として機能します。

学生の心を掴む社員インタビュー動画の作り方3ステップ

では、具体的にどのように社員インタビュー動画を制作すれば良いのでしょうか。以下の3ステップで進めていきましょう。

ステップ1:動画の目的とターゲットを明確にする

どんな動画でも同じですが、まずは**「なぜこの動画を作るのか(目的)」「誰に見てもらいたいのか(ターゲット)」**を明確にすることが重要です。

  • 目的例:
    • 応募数を2倍にする
    • エントリー後の辞退率を5%下げる
    • 特定の職種(例:エンジニア)の応募を増やす
    • 企業文化に共感する学生からの応募を増やす
  • ターゲット例:
    • 文系出身でIT業界に興味がある学生
    • ワークライフバランスを重視する学生
    • 若いうちから裁量権を持って働きたい学生

目的とターゲットが明確になれば、誰にインタビューするか、どんな質問をするか、どのようなトーンで制作するかの方針が定まります。

ステップ2:出演社員を選定し、事前準備を行う

動画の印象を大きく左右する出演社員の選定と、撮影前の準備は非常に重要です。

出演社員の選び方

  • 多様性を持たせる: 部署、職種、年齢、性別、入社年数など、様々なバックグラウンドを持つ社員を選び、多様な働き方を表現する。
  • 「人」の魅力がある人: 話すのが得意でなくても、人間的な魅力や親近感を感じさせる人。
  • 自社の「らしさ」を体現している人: 企業文化や理念に共感し、それを言葉で表現できる人。
  • 自発的に協力してくれる人: 無理に出演させると、緊張して自然な表情が出にくくなります。

事前準備

  • 動画の目的と流れを共有: 出演社員に動画の意図、公開媒体、撮影の具体的な流れを丁寧に説明し、不安を取り除く。
  • 質問内容を共有: 事前に質問リストを渡し、考えてもらう時間を作る。ただし、完璧な回答を求めるのではなく、キーワードや話したいエピソードを準備してもらうイメージで。
  • リラックスできる雰囲気作り: 撮影当日は、雑談を交えるなどして、社員がリラックスできる雰囲気を作ることを心がけましょう。

ステップ3:効果的な「質問集」で本音を引き出す

社員の「本音」や「人間らしさ」を引き出すためには、質問の仕方が非常に重要です。ここでは、学生が「知りたい」と感じる情報に焦点を当てた質問集をご紹介します。

学生の心を掴む!社員インタビュー動画の質問集

社員のリアルな声を引き出すための質問を、カテゴリ別にまとめました。これらを参考に、貴社に合った質問をカスタマイズしてください。

【仕事内容・やりがいに関する質問】

  1. 現在の仕事内容を具体的に教えてください。一日のスケジュールや、典型的な業務の流れはどんな感じですか?
  2. この仕事の「面白い」と感じる点はどんなところですか?
  3. 仕事をする上で、一番「やりがい」を感じるのはどんな時ですか?具体的なエピソードがあれば教えてください。
  4. これまで経験した中で、最も印象に残っている仕事やプロジェクトは何ですか?
  5. 仕事で壁にぶつかった時、どのように乗り越えていますか?また、周りのサポートはありますか?
  6. 入社前と入社後で、仕事に対するイメージに変化はありましたか?

【会社の雰囲気・文化に関する質問】

  1. 会社の雰囲気は一言で言うとどんな感じですか?
  2. 職場の人間関係はどのような雰囲気ですか?困った時に相談できる人はいますか?
  3. 普段、社員同士はどんなコミュニケーションを取っていますか?(休憩時間やランチ、社内イベントなど)
  4. 入社して驚いたことや、良い意味でギャップを感じたことはありますか?
  5. 御社の「〇〇なところが好き」というポイントを教えてください。
  6. 会社として大切にしていることや、社員に共通する価値観などはありますか?

【キャリア・成長に関する質問】

  1. 入社してから、ご自身が成長したと感じる点はどんなところですか?
  2. 今後、この会社でどんなことにチャレンジしていきたいですか?
  3. 会社は社員の成長をどのようにサポートしていますか?(研修、資格取得支援など)
  4. 先輩や上司から、どのようなアドバイスやサポートを受けていますか?
  5. 今後、どのようなキャリアを築いていきたいですか?

【入社後の生活・プライベートに関する質問】

  1. ワークライフバランスはどのように取れていますか?(残業時間、有給取得、プライベートの過ごし方など)
  2. 入社後に「これは助かった!」と感じた会社の制度や福利厚生はありますか?
  3. 学生時代にやっておいて良かったこと、あるいはやっておけば良かったと思うことはありますか?
  4. 入社を検討している学生に、メッセージをお願いします!

【ディレクションのポイント】

  • 質問を読み上げるだけでなく、社員の言葉に「共感」や「相槌」を打つことで、話しやすい雰囲気を作ります。
  • 詰まってしまっても焦らせず、「考え中ですか?大丈夫ですよ」などと声をかけ、リラックスを促します。
  • 「もっと具体的に聞かせてください」など、深掘りする質問を投げかけることで、表面的な回答ではない本音を引き出します。
  • 「表情が硬いですよ、笑顔で!」といった直接的な指示ではなく、「その時の楽しかった気持ちを思い出してください」など、感情に訴えかける言葉で表情を引き出しましょう。

まとめ:中小企業こそ、動画で「人」の魅力を伝えよう

中小企業が採用活動で成功を収めるには、企業規模の大小ではなく、いかに学生の心に響くメッセージを届けられるかが重要です。「社員インタビュー動画」は、そのための強力な手段であり、貴社の「人」という最大の魅力を最大限に伝えることができます。

  • 中小企業こそ、社員インタビュー動画で「人」の魅力を伝えよう
  • 目的とターゲットを明確にし、多様な社員を選定する
  • 事前準備と、本音を引き出す質問術が鍵

ぜひ本記事を参考に、貴社独自の社員インタビュー動画を制作し、26卒採用を成功に導いてください。応募数アップはもちろん、貴社のファンとなる優秀な人材との出会いが、きっと待っています。

「動画制作は初めてで不安」「プロのディレクションで自然な表情を引き出したい」とお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。企画から撮影、編集まで、貴社の採用活動を強力にサポートさせていただきます。

ご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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